フリーランス✕子育て 管理栄養士のリアル
- 2025年8月30日
- 読了時間: 6分

前回はフリーランス1年目のYさんの働き方をご紹介しましたが、今回は筆者である
私自身の事例をお話しします!
5歳と2歳の子どもを育てながら、フリーランス管理栄養士(以下「栄養士」と記述)として2年目を迎える働き方をご紹介したいと思います。
「栄養士として働き続けたいけれど、子育てとの両立が不安...」
「出産後のキャリアはどうなるんだろう?」
「子どもがいても自分らしい働き方ができるのかな?」
そんな悩みを抱える方の為に、リアルな体験談をお届けします。

< 上の子は幼稚園、下の子は保育園に通いながら、請負業務と
自社サービスを両立する私の日常をお見せします✨
1. 主な仕事内容
病院勤務、そして医療法人本部勤務を経て、二人目の育休中にフリーランスとしての働き方を本格的に検討し始めました。2年目の現在は以下の2つの柱で業務を行なっています。
請負業務(在宅でできる業務メイン)
☑ 管理栄養士向け栄養指導トレーニング講師
オンラインやクリニックなどの現場で、管理栄養士の方々のスキルアップをサポート
☑ 個人向けダイエットサポート
マンツーマンでのオンライン栄養指導とライフスタイル改善サポート
☑ 管理栄養士向けテキスト・コラム作成
専門知識と経験を活かした教材開発や記事執筆
☑ セミナー講師
行政などと協力した栄養・健康セミナーの企画・実施
自社サービスの構築
現在は請負業務で培った経験とネットワークを活かしながら、独自のウェルネス事業の
構築に取り組んでいます。将来的には、より多くの人に継続的な健康サポートを
提供できるサービスを目指しています。
私の場合、同業者向けの専門的なサービスと、一般の方向けのサポートを組み合わせているのが特徴的だと感じています。経験値としては約20年となるので、その実績を活かして多方面で役立てたいと考えています。
2. 私のリアルなタイムスケジュール

オンライン講師がある日 :午前中をトレーニングセッション、またはライティングなどクリエイティブな作業に充てることが多いです。
現場講師がある日(月1-2回) 移動時間も含め一日を丸ごと確保します。
私にとってお昼休憩の1時間は必ず確保したい時間です!
在宅で仕事をしているとオンオフの区切りが難しいものですが、計画的に仕事から離れ
リフレッシュする時間も作っています。
3.なぜフリーランスを選んだのか
二人目の育休中に感じた「私、このままでいいのかな?」
医療法人本部での勤務は安定していましたが、二人目の育休中にふと考えたんです。
「復職したら、これまでよりも子どもの体調不良などで肩身の狭い思いをするのか」
「もっと自分の経験や専門性を活かしながらも、子育ての優先度を上げて柔軟に働く
方法があるんじゃないか」と。
専門知識を多角的に活用できる喜び
病院では患者さんへの栄養指導、本部では事業企画や教育的業務に携わりましたが、
個人で働く今は同業者への指導から一般の方へのサポートまで、幅広く専門性を活かせて
います。
特に管理栄養士向けトレーニングでは、自分の臨床経験を後輩たちに伝えられることに
大きなやりがいを感じています。
4.私が感じる最大のやりがい
🌟 管理栄養士の成長をサポートできること
「トレーニングを受けてから、患者さんとのコミュニケーションが変わりました!」
「栄養指導に自信が持てるようになって、やりがいが倍増しました」
同業者の方々の成長を間近で見られることは、自分自身の学びにもつながります。
🌟 クライアントの人生が変わる瞬間
「減量が叶い、健康診断の数値も正常になりました!」
「食生活を変えたら疲れにくくなって、子どもと遊ぶ体力が戻りました」
一対一で伴走型のサポートができるからこそ、その方の生活や人生に深く関われることがやりがいを感じたり情熱をもてるポイントです。
5.正直な話...こんな時は大変です
スケジュール調整の綱渡り
子どもの体調不良、園の行事、夫の忙しさが重なった時は本当に大変。会社員時代とは異なり、代役が立てられない場面が多いプレッシャーもあります。
収入の波と責任の重さ
月によって収入に差があるのは正直不安です。「すべて自分次第」で、良くも悪くも、すべての責任が自分にかかってきます。
オンオフの境界線が曖昧
自宅での作業が多いため、完全にオフになる時間を意識的に作らないと、常に仕事のことが頭にある状態になってしまいます。
6.これから同じ道を考えている管理栄養士の方へ
💡 ライフステージの変化こそチャンスと捉えて
私も二人目の育休中に本格的に考え始めました。結婚や出産など、ライフステージの変化が起こる時こそ、自身のキャリアや将来についてじっくりとキャリア設計を考えるチャンスです。
フリーランスを考えるならまずは小さく始めてみる
SNSでの情報発信
現在の仕事や生活にあまり負担がない業務委託での仕事を探してみる
知人への栄養アドバイス
小さな一歩から始めてみて、徐々に規模を拡大していく形は堅実です。
💡 専門性の幅を広げる意識を
どんな人でもこれまでの経験が貴重な財産となり、価値やスキルとして使っていけます。
ただ、それらを活かしフリーランスとして活動するなら、その経験をベースに「教える」「発信する」「企画する」といったスキルも必要になります。
💡 家族の理解と協力は必須
時間などのリソースは誰しも限られています。
家族との家事分担や手放せる家事を見直す、実家や義実家との関係性、時には家事代行サービスの活用など、一人で抱え込まずに周りの力を借りることが成功の秘訣だとも感じています。
7.まとめ
子育てしながらのフリーランス栄養士は、決して楽な道ではありません。でも「子どもを最優先にしながら、専門性を活かして人の役に立てる」この働き方を選んで、心から良かったと思っています。
この働き方が向いている人
☑ 子どもや家族との時間を大切にしたい
☑ でも、資格や知識を活かしてお仕事をしたい
☑ 時間的制約について工夫をしたり臨機応変に乗り越えたいと思える
☑ 収入の不安定さよりも働き方の自由度を重視できる
☑ 継続的な学びと成長、チャレンジを楽しめる
前回のYさんの事例と合わせて、フリーランス栄養士の働き方には本当に様々なパターンがあることが伝わりましたでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです✨



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