管理栄養士の副業① 始める前に知っておきたい大切なこと
- 2月21日
- 読了時間: 7分

管理栄養士として働きながら、副業を始める人が増えていることは皆さんも感じる機会が
あるのではないでしょうか。
背景にあるのは、働き方の選択肢が増えている時代背景や、企業側の副業許可の流れ。
以前は「副業禁止」が一般的だった職場でも、ここ数年で、副業を認める、あるいは推奨
する動きが広がっています。
それと同時に、管理栄養士も「一つの職場だけに依存しない働き方」を模索したり選ぶ人が増えてきたように感じます。
給与の伸び悩み、ライフステージの変化、将来のキャリアへの不安…理由はさまざまですが、「働き方の選択肢を増やしたい」という思いは共通しているところかと思います。

管理栄養士として15年以上働いてきた私も、副業をしてきた一人です。
きっかけは子育てが始まったことでした。
子育てと両立しながらも、
・管理栄養士としての知識やスキルを活かした働き方
・キャリアを止めない働き方
を模索する中で副業を経験し、現在は個人事業主として働いています☆
このコラムでは、「副業について気になるけど何から考え始めればいいの?」という方に
向けて、まず知っておきたい全体像をまとめました。
気軽に読み進めてみてください。
私たち管理栄養士が「副業」を考える時
国家資格を持っているのに、働き始めて数年経つとこんな壁にぶつかることもありますよね。
思ったより給料が伸びない
昇給が年に数千円…先が思いやられる
頑張ってるのに評価されてる感がない
結婚・出産したらこの働き方で両立できるのかな、、
ふと「このまま10年後、20年後も同じ働き方でいいのかな?」と不安になったりすることもあると思います。
管理栄養士が働く職場の多くは、給与テーブルが厳密に決まっているケースが少なくありません。
学んで専門性やスキルを磨いても、業務量を上げても、それが給料に反映されにくい。そういう現実も感じます。
だからといって、すぐに今の職場を辞めるという大きなリスクを取るのも怖いですよね。そんなとき、 副業という形でなら、
🌟リスクを抑え
🌟別の働き方を試せてみたり
🌟収入源を増やすことも可能になる
そしてそれは将来の働き方の選択肢を広げることにも繋がります。
「副業=特別なこと」ではなくなってきた
少し前まで、「副業=こっそりやるもの」というイメージがあったかもしれません。
でも今は違ってきていますし、皆さんも見聞きするようになってきたかと思います。
副業を許可・推奨する職場は増えている
✔ 2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定
✔ 大手企業を中心に副業解禁の動きが広がる
✔ 医療・福祉業界でも、副業OKの職場が徐々に増えている
もちろん、まだ「原則禁止」の職場も多くあるでしょう。
でも、就業規則を確認してみたら「届出制で可能」だったというケースも意外と見られます。
厚生労働省の労働政策審議会の調査では、副業をしている人の割合は全体で9.7%という結果が出ています。約10人に1人が副業をしている時代ということになります。
働き方の選択肢の一つとして認められつつある現状があるということが分かります。
ライフステージの変化に合わせられる働き方
結婚、出産、介護、パートナーの転勤… 20〜30代って、ライフステージが大きく変わる
時期ですよね。
そのとき「今の職場でフルタイム勤務しか選択肢がない」となると、なかなか厳しいこともあるかもしれません。 そんな時、副業で別の働き方を経験しておくことは、将来の選択肢を広げてくれます。
実際にこんな働き方をしている人も
🌟 育休中にオンライン栄養相談を始めて、復帰後は時短+副業で収入をキープ
🌟 夫の転勤で退職→副業経験を活かしてフリーランスに
🌟 介護と両立するため、在宅でできるライティングに切り替え
副業は今すぐ収入を増やすだけではなく、将来の自分を守るための準備にもなるのです。
管理栄養士の副業、どんな種類がある?
副業にはさまざまな形があります。
タイプ別に整理してみましょう。
それぞれのメリット・デメリットも一緒にチェックしてみてください!
① スキル提供型 (初心者におすすめ!)
どんな仕事?
ライティング(栄養コラム、レシピ記事など)
レシピ開発(企業案件、メディア向け)
監修業務(記事チェック、商品監修)
メリット
未経験からでも始めやすい
在宅・好きな時間に作業
積み重ねでスキルアップできる
デメリット
最初は単価が低いことも
慣れるまで時間がかかる
納期に追われることがある
向いている人: 文章書くの嫌いじゃない / コツコツ作業が得意 / 在宅で完結させたい
② 対人サポート型
どんな仕事?
オンライン栄養指導
食事相談・カウンセリング
メリット
お客様と直接関わることができ、やりがいがある
比較的単価が高めな場合も
デメリット
リアルタイムでの時間拘束がある
相手とのやり取りに労力がかかる
クレーム対応が必要になることも
向いている人: 人と話すのが好き / 臨床や指導経験を活かしたい / やりがい重視
③コンテンツ型
どんな仕事?
note・ブログ
SNS発信(Instagram、YouTube)
オンライン講座・教材
メリット
一度作れば資産になる
時間や場所に縛られない
ファンができると大きなやりがい
デメリット
収益化まで時間がかかることが多い
コツコツ継続が前提(すぐには稼げない)
発信内容を考え続ける必要がある
向いている人: 発信が好き / 長期的に育てたい / 自分のペースで進めたい
④その他、スポット契約など
どんな仕事?
企業の健康プロジェクト
スポット講師
イベント栄養相談
メリット
まとまった報酬
専門性を活かしやすい
企業とのつながりができる
デメリット
案件が不定期なことも
ある程度の経験が求められる場合が多い
スケジュール調整が必要
始める前に、まず「自分を知る」
いきなり「どの副業がいいかな?」と探す前に、経験やスキルの棚卸しをしてみましょう!
紙やスマホのメモに書き出してみてください。
【ワークスタート✨】
✅ 今、自分にできることは?
どんな業務経験がある?(献立作成、栄養指導、調理、給食管理など)
得意なことは?(人と話す、資料作りなど)
苦手じゃないことは?(文章を書く、SNSを見るなど)
完璧にこなせなくても、「これならできそう」くらいの感覚で大丈夫なので書き出して整理することが大切です。
✅ 今後、スキルアップしたい分野は?
副業は「今できること」で選ぶのもアリですが、「今後できるようになりたいこと」で選ぶのもアリです。
例えば:
将来フリーランスを考えてる→ライティングやSNSで発信力や集客力をつける
独立も視野に入れてる→オンライン相談で個人のお客様と関わる経験値を上げる
商品開発に興味がある→レシピ開発や監修業務に挑戦してみる
新しいスキルを身につけられたら夢に一歩近づきますね✨
✅ どのくらい時間が使えそう?
平日夜に1時間?
休日にまとめて3時間?
月に何回くらいならできそう?
無理のない範囲を決めておくと、続けやすくなります。 「できないこと」に目を向けるより、「できる範囲・方法」で始めるほうが絶対に長続きするものです。
まとめ:副業は、キャリアを広げる手段✨
副業は、今すぐ収入を増やすためだけのものではなく、管理栄養士としての可能性を広げて、自分のキャリアを自分で選べるようにするための手段にもなります。
そして、結婚・出産・介護など、ライフステージが変わったときにも、「働き方の選択肢がある」という安心感に繋がります。
気になる方は今回の内容を活かしてみてください。
次のコラムでは、管理栄養士の副業の具体的な探し方・応募の仕方・続けるコツを、もっと実践的に解説していきます。
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