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保育園栄養士・管理栄養士のリアル

  • 執筆者の写真: SEKINE A
    SEKINE A
  • 2025年2月22日
  • 読了時間: 6分

更新日:2025年2月22日




今回は、保育園での管理栄養士・栄養士(以下「栄養士」と記述します。)の仕事について紹介していきます!


保育園栄養士の仕事は、子どもたちの食と健康を守る重要な役割となるのは皆さんも

ご存じかと思います。

今回は保育園勤務の栄養士さんの実際のお声をいただき、リアルな仕事内容や

タイムスケジュール、やりがいや大変だと感じる点などもご紹介していきます。



実際の声をいただいたのでイメージしやすい内容となりました✨



1. 保育園での配置について


実は、保育園での栄養士配置はとくに義務付けられているわけではありません。


しかしながら実際は、献立作成のスキル、離乳食や幼児食の知識、アレルギー対応についてや、保育士さんや保護者さんからのご相談対応など、栄養士の専門性が必要になる場面も

多いのが現状です。

さらに食育基本法が 施行された 2005 年以降は特に管理栄養士や栄養士を配置する園が

増えている状況があります。



2. 実際の仕事内容


主な業務として


 ☑ 調理業務全般

 ☑ 給食管理全般

 ☑ 給食便り作成

 ☑ 子供たちへの食育業務


を行います。

それぞれのお仕事について具体的な内容も見てみましょう。

 

☑ 調理業務全般


 調理スタッフの人数は少ない現場が多いので、栄養士も食材の下処理~調理、

 盛り付けまで行います。

 昼食の他、おやつの調理も行い、保育室やランチルームへ配膳します。


☑ 給食管理全般


 ・献立作成

 ・栄養価計算

 ・発注

 ・納品管理

 ・在庫食材管理

 ・厨房内衛生管理

 ・スタッフの衛生健康管理(検便など)

 ・伝票、帳票類作成管理


 給食管理に関わる業務全般を行います。

  

 献立作成では、子供達の年齢別の食材や調理法を考慮する必要がありますし、

 行事食やイベント食を検討する機会も多くあります。

 さらに、アレルギー対応も細やかで正確さが必要な業務です。


☑ 給食便り作成


 保護者に配布する給食便りを作成します。

 これは園によりますが、作成している園は多い印象があります。


 お便りの内容は、季節に応じた食材や行事にまつわる子供の栄養や食事の話、

 また、食中毒予防などについてなどもテーマのひとつです。

 保護者の方が興味を持ちそして気軽に見ていただけるよう、イラストを含めたり

 分かりやすい言葉や内容で伝える工夫が必要です。


☑ 子供たちへの食育業務


 園長先生や保育士さんと一緒に食育イベントやその内容を企画するところから

 始めます。

 子供達の年齢やクラスに合わせますが、野菜の栽培や収穫を経験したり、

 実際の生の食材に触れる機会を作ります。

 年齢に応じて、野菜の皮むきや切裁の体験をしたり、その際には栄養士から

 子供たち向けの講話をします。


 食材や料理に興味を持つ機会となることはもちろん、苦手な野菜などについても身近に  感じることで、食べてみようという気持ちにつながり克服に繋がることもあります。

 栄養士にとってやりがいや重要性を感じる業務です✨



3. 1日のタイムスケジュール

 


3. やりがいと、乗り越えた壁


〈 やりがい 〉


 🌟子供達の嬉しい声

  子供達が「おいしかった」「また作ってね」と笑顔で言ってくれるのが

  とても嬉しい瞬間です。

  子供は素直なので、おいしいメニューのときは残飯が少なく、苦手なメニューの

  ときは残飯が多くなります。

  反応が顕著なので、苦手なものをどうやったらおいしく食べてくれるか考え実践する

  のも楽しいですし、良い反応を得られるとやりがいも大きいです。

  

  🌟仕事の先生達のエネルギー源

  子供と一緒に体を動かす保育士にとっても給食は楽しみのひとつで、おかわりして

  食べてくれる様子も栄養士の原動力のひとつです。


 🌟喫食者との関わり

  病院の厨房などとは違い、子供達が食べている様子や感想をダイレクトに聞ける

  環境は、喜びややり甲斐、モチベーション維持に大きく影響していると感じます!



〈 乗り越えた壁 〉


 ◇調理業務の煩雑さ

  保育園の栄養士は調理も行なう現場がほとんどです。

  離乳食やアレルギー食、普通の幼児食でも、月齢、年齢によって食べられる

  食材や固さが変わります。様々な食形態に対応する必要のある複雑な業務でした。


 ◇栄養士業務以外のこと

  園によっては、日々の保育や行事への参加をする必要があります。

  子供の相手が得意でない方は、初めは戸惑うかもしれませんが、保育士さんが

  サポートしてくれたり、近くで見ていて学ぶ部分が多いです。


 ◇厨房内の人間関係

  給食に関わる職員は少ない分、人間関係がうまくいかないと苦労することもあります。

  しかし、それはどの業界でもあるかもしれません。


 ◇給与面

  お給料が高い保育園はほとんどありません。低い方だと感じます💦


 

 大変なことはそれなりにありますが、それはどこの職場でも同じでしょうし

 先輩方に教えてもらえたり、保育士の先生方も優しい方が多いので心配する必要は

 ありません♪



4. 身につくスキル、活かせるスキル


☑ 身につくスキル

  

 ・調理スキル、給食管理業務スキル  

  調理の仕事と事務仕事、どちらも携われるチャンスがあるので、調理スキルと

  基本的な給食管理業務が身につけられます。

  

 ・乳幼児の栄養知識

  子供の栄養に関しての知識がしっかり得られるので、自分が親になった時にも

  とても役立ちます。

  食事・栄養面のみでなく、子供との接し方もそのプロである保育士さん達から見て

学ぶことが多いです。

   

☑ 活かせるスキル


  ・子育て経験があると、乳幼児食に関しての知識や家庭での調理経験を活かすことが

   できます。

   早朝出勤や日曜日の出勤がない分、子育て中の方でも続けやすい職場が多いです。



最後に


 今回お話しを聞かせてくれた管理栄養士さんは、

 「健常者に対する調理や栄養管理を学びたい」と思い保育園勤務を選択された様です。

 同じ思いを持つ方や、「調理が好き!」「子供が好き!」という方にとてもおすすめの

 環境ですね。

 保育園勤務後はフリーランス管理栄養士として働いている方ですが、保育園勤務で得た

 献立作成スキルや乳幼児食の知識、アレルギーの知識も強みとなっているとのこと✨


 管理栄養士としてどのような方にサービスを提供し、どのようなキャリアとスキルを

 積み上げたいですか?

 あなたのキャリアを考える上で今回の記事が参考になればと思います。



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